2025年6月21日(土)・22日(日)、静岡県伊豆市にある中伊豆ワイナリーヒルズにて、当社主催のVINTAGE VWイベント「8. KLASSISCHES VW TREFFEN IN JAPAN」を開催いたしました。
ここでは、メインイベントとなるカーショーを中心とした、2日目の模様をお届けします!
初日に続き、この日も最高の天候に恵まれ、空には富士山が美しく姿を現しました。まるでこのイベントのフィナーレを祝福してくれているかのような眺めに、思わず見惚れる方の姿も多く見られました。そして奇しくもこの6月22日は、1934年にドイツでKdFに関する契約が交わされた日——すなわち“世界VWビートルの日”。VINTAGE VWsを称える日にふさわしい、特別な1日となりました。
エントリーVWsはホテルワイナリーヒルからカーショー会場に向かい、会場入り口付近にVINTAGE VWsが連なるだけでも美しい光景となります。
50台以上のエントリー車両が美しい芝生の上に並びました。TYPE-1 スプリットウィンドウやTYPE-2 バーンドア、ローライトK.GHIA、そして’67年式までのシングルナンバー車など、年式・仕様ともに厳選されたVINTAGE VWたちが並ぶ姿は、まさに圧巻。その中には希少なコーチビルドモデルや、オーナーこだわりのパーツが惜しみなく装着された車両もあり、「KLASSISCHES VW TREFFEN IN JAPAN」ならではの特別感を強く感じさせてくれました。
車両が揃ったあとは、パレードランがスタート。ぶどう畑が広がる中伊豆ワイナリーの敷地内を、VINTAGE VWがゆったりと、そして力強く走り抜けていきました。シャトーを背景に走るに姿はまるでヨーロッパの田園風景を思わせ、ギャラリーからは歓声とシャッター音が絶えませんでした。
パレードランの終了後は、カーショー会場でのんびりとした時間が流れます。オーナー同士で愛車についてのトークが弾み、VINTAGE VWsファン同士の交流が深まります。愛車のディテールについて確認したり、憧れのパーツが装着されている車両を見るチャンスでもあります。
FLAT4からは、1946 TYPE-1 for CCG BRITISH ARMY(初展示)、1953 Dannenhauer & Stauss(PORSCHE 356の面影を宿すコーチビルドモデル)、そして創業者・小森の愛車1959 TYPE-1 “5”シングルナンバーの3台を特別展示。どの車両も多くの方に注目され、会話と写真撮影が絶えないひとときとなりました。
FLAT4ブースでは、イベント限定グッズや最新オリジナルプロダクト、VINTAGE VWに関する書籍などを販売。さらに、海外スポンサーであるBBT、CSP、WOLFSBURG WESTのパーツも展示・販売し、多くの方にご覧いただきました。
Jopex(伸工貿易)様にはスポンサーブースとして出店いただき、猛暑の中イベントを盛り上げていただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
FLAT4ブースの隣では、VWディーラー様よりご提供いただいた最新モデル「Tiguan」と「Golf」も展示。VINTAGE VWオーナーの皆さまも日常使いの一台として興味深くご覧になっていたのが印象的でした。
会場の一角では、参加者限定でプロカメラマンによる記念撮影「Fotografie」を実施。愛車とともに撮影される様子を見ながらランチBBQを楽しむ方の姿も多く、当日飛び入りで撮影を希望される方も出るほどの大好評となりました。大切な1台とともに、かけがえのない瞬間をしっかりと記録していただけたことと思います。