FLAT4 VWクイズNo.231の正解は、「”A”(時計と反対回り)」でした!
今回は回答いただいた52名のうち49名の方が正解となりました! おめでとうございます!
正解された皆様には、後ほど10% OFFクーポン付きメールをお送り致しますので、FLAT4オンラインショップまたは店頭にてご利用下さい!
ヒーターコントロールノブの文字はドイツ語で記されているというのがポイントで、”A”=Auf(開)、”Z”=Zu(閉)、つまりヒーターをONにするには時計と反対回りに回すのが正解となります。

ちなみにこのヒーターコントロールノブ(IN-261)は”Zwitter”スタイルと呼ばれるタイプで、’52年10月のU.S.モデルから採用されました。実際には”Zwitter”の後も採用され、’53年式の初期OVALウインドーモデルにも備わっていました。
’52年9月まではプルタイプのノブで、引っ張ってから回転させてその位置を保持させる構造です。ヒーターコントロールシステムの位置はサイドブレーキレバーの後方となります。その後前述の”Zwitter”スタイルのダイヤルタイプノブに変更されました。
’54年式になるとノブの文字がなくなりますが、構造や位置は変わりません。ヨーロピアンモデルの場合は’52年10月〜’53年式もこちらのタイプとなります。
そして’56年式からはヒーターコントロールシステムがシフターのボトムに移動。ノブの形状は’55年式までと同じですが、サイドブレーキレバーの後方にあった頃よりも操作が行いやすくなりました。
しかし、ヒーターを全閉から全開(またはその逆)にするにはダイヤル式のノブを何周も回す必要があり面倒です。そこで’50~’60年代当時、VeeWacoというメーカーからダイヤル式のヒーターコントロールシステムをレバータイプにグレードアップする”アクセサリーヒーターレバー”がリリースされていました。レバーを上下に動かすだけでヒーターの開閉が操作できる優れモノで、当時のオリジナルは中々手に入りませんが、FLAT4では忠実に再現されたリプロダクションをラインナップしています。
TYPE-1 ’52-’55年式(&TYPE-2 ’50-’67年式)のフラットカットタイプ(IN-261B)、TYPE-1 ’56-’64年式(&TYPE-3 ’61-’63年式)のスラッシュカットタイプ(IN-261C)があり、リプロダクションながら入手困難ですので、お求めはお早めにどうぞ!
次回VWクイズ No.232出題日は、【2026年1月31日(土)】となります。
今年もFLAT4 VWクイズにご参加頂きありがとうございました!
そして来年はFLAT4 50周年のアニバーサリーイヤーとなります。2026年も皆様のチャレンジを是非お待ちしております!
See you on Next FLAT4 VW QUIZ!
