FLAT4 VWクイズ「No.177」正解発表

FLAT4 VWクイズNo.177の正解は、
コンタクトスイッチポイント FOR スポルトマティック T-1 ’68-’75、K.G. ’68-’74(DR-070)」でした。

今回は回答いただいた30名の方全員正解となりました!
正解された皆様には、後ほど10% OFFクーポン付きメールをお送り致しますので、FLAT4オンラインショップまたは店頭にてショッピングの際、メールに記載されています「10% OFFクーポンコード」をお知らせ下さい!

1968年モデル以降のVW TYPE-1やK.Ghia、Porsche 911等に採用されたセミ・オートマティックシステム「SPORTOMATIC(スポルトマティック)」では、シフトレバーの中間にこちらの「スポルトマティック車用コンタクトスイッチポイント」が備わっており、シフターに触れるとこのコンタクトスイッチが閉じて、配線の先にあるコントロールバルブが作動する仕組みになっています。
そのため、特にスポルトマティック車オーナーの方は、走行中に手をシフターに置いたままにしないよう、気を付けられていると思います。(M/Tの場合もトランスミッションにダメージを与えてしまうため、基本的には走行中はシフターから手を放す事が推奨されています。)
ちなみに、そのコンタクトスイッチ部を保護するために、シフトブーツも他のTYPE-1と比べて上部の膨らみが長い「スポルトマティック車専用(IN-252AS))」となっております。もしブーツが擦れていたり破れてしまっていると内部にダストが入り、動作不良の原因となりますので、ブーツのコンディションをご確認ください。
●シフトブーツ ブラック for スポルトマティックT/M T-1 ’68-’79、K.G. ’68-’74(IN-252AS)
定価5,400円(税込5,940円)

コンタクトポイントの開閉によって作動するコントロールバルブは、キャブレターからの負圧に合わせてクラッチサーボ内のダイアフラムを動かしており、それによってクラッチをコントロールしているため、足元のクラッチペダル操作が不要となるのです。

もし、シフター操作時にクラッチがうまく切れずにスムーズなシフトチェンジが行えなくなってきた場合は、こちらのコンタクトポイントのグリスアップやクリアランスのチェックを行って下さい。

*スポルトマティック車の運転方法については、FLAT4ブログでもご紹介しております!

そして実は、スポルトマティック車にはもう一つ、セミオートマティックシステムに欠かせない「トルクコンバーター」が備わっております。
「トルクコンバーター」は、「フィン数の異なるタービン同士を循環するオイルの流速の変化によって、クラッチがつながった状態でもミッションとエンジンの動力を独立させたり連結させたりするシステム」で、信号で停車している時や発進時にエンジンがストールする事なく、スムーズなドライブを可能とします。複雑な構造を持つ「トルクコンバーター」の仕組みについては、また別の機会に詳しくご紹介したいと思います。

他にも、当社ではスポルトマティックT/M用パーツ等も多数ご用意しておりますので、愛車のスポルトマティック車に関する悩みやパーツのご相談などもお待ちしております!

>>スポルトマティック車用トランスミッション関連パーツはこちら

次回VWクイズ No.178出題日は、【2021年6月26日(土)】となります。
次回も皆様からのチャレンジをお待ちしております!

See you on Next FLAT4 VW QUIZ!

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